被災地企業のシーズ支援プログラムH27～28年度

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研究成果平成２７年度被災地企業のシーズ支援プログラム（福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業）産総研の貢献企業が抱える課題企業の技術シーズ今後の展開企業のシーズ企業が抱える課題産総研の貢献研究成果【研究成果】【ポイント】地中熱ヒートポンプシステムの高効率化「地中熱ヒートポンプシステム配管の高度化ならびに断熱効果の検証」ジオシステム株式会社：高杉真司・舘野正之・小間憲彦再生可能エネルギー研究センター：内田洋平・吉岡真弓・・石原武志・高橋保盛地中熱源の優位性を十分に発揮できるシステム設置方法、運用方法の最適化当該技術の評価のための設備・評価のノウハウを保有していない実証フィールド及び研究員の知見やノウハウの活用二次側冷媒配管の短縮化と断熱強化の効果を確認、実運用での機能を検証地中熱源が持っている空気熱源に比べて優位な温度条件を十分に発揮できるように、システム設置方法の最適化（二次側冷媒配管の短縮化という比較的難易度の低いアプローチで対応）建物断熱強化による適正負荷でのシステム運用による改善①ヒートポンプ二次側冷媒配管短縮のための室外機設置位置変更、および熱源水配管の再敷設②建物断熱強化前後のデータ取得と性能評価冷媒配管でのエネルギーロスを少なくするとともに、ヒートポンプの性能に合致した熱負荷での運用により、高効率地中熱交換井の有する価値を高められることを検証実証するための、①設備②評価のノウハウを保有していない。•冷媒管を％短縮および窓断熱強化によるの％向上を実現•窓断熱強化と冷媒管改良により、暖房時電力を前年比％削減①既存機器との干渉、意匠上問題の無い室外機設置位置の選定②熱源水配管での流動抵抗を最低限にする配管ルート選定、熱ロスを低減するための保温の実施③施工費用対断熱効果の高い窓断熱強化を実施し、システム性能向上への寄与の確認屋根裏設置型ヒートポンプへの応用・展開ポリエチレン製のさや管ヘッダー方式等による熱源水配管の材料費・工事費削減によるトータルコストダウン設計会社への技術提供、施工会社に対する技術支援ジオシステム株式会社室外機事務室冷媒配管の短縮などにより、圧損軽減により改善窓遮熱・断熱により負荷を軽減し、の改善ヒートポンプ室内機高効率地中熱交換器深度×１本y = -5.5044x -3.7552y = -3.6413x -2.6193020406080100120140160180-30-20-10010冷暖房負荷（kWh/day)ヒートポンプ稼働時室内外温度差（℃）窓断熱強化による負荷削減効果暖房時冷房時平成27年度改良後平成26年度改良前平成27年度改良後平成26年度改良前同じ内外温度差での暖房負荷は窓断熱強化によりでに削減された0123456010203040システムCOP熱源水ヒートポンプ入口温度（℃）熱源水温度とシステムCOPの関係暖房時冷房時平成27年度改良後平成26年度改良前平成27年度改良後平成26年度改良前改良前後で約システムが改善された− 16 −