シーズ支援プログラム
11/55

研究成果平成28年度被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)産総研の貢献企業が抱える課題企業の技術シーズ今後の展開企業のシーズ企業が抱える課題産総研の貢献研究成果【研究成果】【ポイント】分子結合チタニアシリカを適用した太陽電池モジュールの屋外暴露評価株式会社アサカ理研:岩野寛再生可能エネルギー研究センター:白澤勝彦・浅尾秀一・木田康博・宇都宮智・森谷正昭・高遠秀尚光触媒材料として、分子結合チタニアシリカを開発。太陽電池モジュール作製・評価のための設備を保有していない。太陽電池モジュールの作製およびその信頼性評価。実用化サイズのモジュールを用いた屋外暴露試験で発電量を維持。封止光触媒材料として、従来の酸化チタンとは異なる、分子結合チタニアシリカを開発してきた。分子結合チタニアシリカをカバーガラスに塗布することで、反射防止効果による発電量の増大と、防汚効果によるモジュール屋外設置における発電量の低下の防止が期待される。太陽電池モジュール作製・評価のための設備を保有していない。•実用化サイズのモジュール(約1mX1.6m)で屋外暴露試験を行い、発電量の低下等の劣化は観測されなかった(試験を継続中)。FREA実証フィールドに設置された太陽電池モジュール①アサカ理研が、製造ラインで分子結合チタニアシリカを塗装し、熱強化処理したカバーガラスを作製。②産総研は上記ガラスを用いて実用化サイズのモジュールを作製し、その特性や信頼性の評価を行った。③作製したモジュールをFREAの実証フィールドに設置して、屋外暴露試験を開始した(現在も試験を継続中)。屋外暴露試験による信頼性および防汚効果の評価。分子結合チタニアシリカを塗布したカバーガラスの改良。①結晶シリコン太陽電池モジュールの作製②作製したモジュールの各種信頼性試験(高温高湿試験など)およびその評価③屋外暴露試験およびその評価8―  ―

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る