FREAパンフレット
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 再生可能エネルギーは、我が国にとって貴重な国産エネルギー源であるとともに、世界的な地球温暖化防止と持続可能性実現にも不可欠なため、早期の大量導入が期待されています。一方、その導入には、出力の時間的な変動、高いコスト、地域的な偏り、などの解決すべき課題があります。 福島再生可能エネルギー研究所では、これらの課題を解決して大量導入を加速するために、右の3つのテーマ、6つの研究課題に取り組んでいます。導入制約解消のためのシステム技術開発一層のコスト低減と性能向上適正な技術普及のためのデータベース構築、提供1.再生可能エネルギーネットワーク開発・実証2.水素キャリア製造・利用技術3.高性能風車要素技術およびアセスメント技術4.薄型結晶シリコン太陽電池モジュール技術5.地熱の適正利用のための技術6.地中熱ポテンシャル評価とシステム最適化技術②1テーマ2テーマ3テーマFREAのミッション世界に誇る再生可能エネルギーの最先端研究拠点へ②所長大和田野 芳郎おおわだのよしろう 福島再生可能エネルギー研究所(FREA)は、政府の「東日本大震災からの復興の基本方針」(2011年7月)を受けて、2014年4月、産総研の最新の研究拠点として開所しました。 「世界に開かれた再生可能エネルギー研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を使命とし、国内外から集う多くの人々と共に活動しています。 再生可能エネルギーの大量導入に必要な幅広い技術を、地元を始めとする多くの企業や大学と積極的に連携して研究開発すると共に、将来を担う若い人材の育成も行っています。 震災からの復興と、世界に向けた新しい技術の発信に、皆さんと共に力を尽くしていきたいと思います。未来の技術を 福島から世界へ共成も向けんと思いいいいいい

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