被災地企業のシーズ支援プログラムH25~27年度
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共同研究技術シーズ技術的支援平成26年度被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)産総研による技術シーズの評価方法クニミネ工業株式会社会社概要所在地福島県いわき市常磐下船尾町杭出作23-5 TEL0246-44-7100資本金16億1780万円設立1943年6月1日事業内容ベントナイトの採掘・製造・販売、農薬受託加工。天然粘土鉱物であるペントナイトを原料としたガスバリア材料を開発。トップレベルのガス・水蒸気遮断性能を有している。クニミネ工業(株)が保有する技術シーズクニミネ工業株式会社粘土ガスバリア膜をバックシートとして用いた太陽電池モジュールを作製する。各種信頼性試験をおこない、実用化に向けた指針を得る。・クニミネ工業(株)は、天然粘土鉱物であるペントナイトを原料としたガスバリア材料を開発しています。・この膜は、既存のガスバリアフィルムの中でもトップレベルのガス・水蒸気遮断性能を有しています。・開発したガスバリア材料を太陽電池モジュールのバックシートに適用しました。・高温高湿試験(温度95℃、湿度95%、保持時間1200時間)、冷熱衝撃試験(-60℃~+100℃、1時間/サイクル、1000サイクル)においても良好な特性を示しました。バックシート従来品(左)に比べ開発品(右)は劣化部(黒い部分)が少ない。粘土ガスバリア膜はバリア性に優れ高信頼性太陽電池用裏面シートとして適用できることを実証。高温高湿試験後のEL画像太陽電池モジュールの構造ガスバリア材料信頼性評価用の太陽電池モジュール粘土ガスバリア膜の太陽光パネルバックシート適性評価粘土ガスバリア膜の太陽光パネルバックシートのポイント土屋温知1・黒坂恵一1 ・浅尾秀一2・白澤勝彦2・高遠秀尚2 1クニミネ工業株式会社2独立行政法人産業技術総合研究所再生可能エネルギー研究センター

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