被災地企業のシーズ支援プログラムH25~27年度
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H27被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)No.25太陽光発電を活用したIT技術支援課題名「太陽光発電利用の完全自立型防災サーバーシステム」企業名:株式会社イーダブリュエムファクトリー(福島県)企業が保有する技術シーズの内容:•太陽電池と計算機の直流接続と制御の技術。•アプリケーションソフトウェアを分散実行する技術。•これらを組み合わせて発電量や蓄電量に応じて計算機の仕事量を制御するシステム技術。産総研による技術シーズの評価方法:•実際に太陽電池を接続して、実証システムの構築を支援し、通年で実証評価する。•災害時を想定したシンプルなシナリオでの実証実験を行い、発電量、消費電力量、計算量などのデータを取得し、商用電源に頼らない完全自立動作のための設計指針を得る。波及効果(どのように役立つか?):•災害時に、最小のエネルギー・通信で、最小のアプリケーションを提供することによって防災設備の投資を軽減できる。•被災地の防災意識の高さから、防災サーバーの導入を検討する企業や自治体が増え、それを提供する地元産業の振興に資するとともに利用者への安全安心を提供する。(1)太陽電池と計算機を直流接続・制御して計算機を高効率で動作。(2)最小の電力と通信で、アプリケーションが動作しバックアップ動作する技術。今回開発する技術防災サーバー書き込み画面。電力消費量の最適化、最小化を図り、商用電源が不要な完全自立型防災サーバを構築・太陽エネルギーを直流システムで高効率に計算機利用・平常時の低コストバックアップ・災害時に、太陽光エネルギーのみでの、アプリケーション提供・災害時に、低速・間欠的な通信回線での、バックアップ動作

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