被災地企業のシーズ支援プログラムH27～28年度

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研究成果平成２７年度被災地企業のシーズ支援プログラム（福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業）産総研の貢献企業が抱える課題企業の技術シーズ今後の展開企業のシーズ企業が抱える課題産総研の貢献研究成果【研究成果】【ポイント】高効率膨張発電機を用いた小型温泉発電装置の実用化支援株式会社リナジス：渡辺公雄再生可能エネルギー研究センター：浅沼宏・最首花恵高効率膨張発電機を用いた小型バイナリ発電機低温（～℃程度）の温泉への適用性を付加したい温泉発電に関する知識の提供，温泉模擬実験装置の提供～℃の温水使用時の発電効率上昇。温泉発電時の採算性確保未利用かつ小規模な低温熱源を使用した発電システムの構築高効率膨張発電機を使用した小型バイナリ発電機（工場排熱をターゲットとして開発）90℃以上の温水と常温程度の冷却水から，～の発電が可能。高効率（以上），安価，可搬，高汎用性①温泉発電装置の概念設計②温泉発電用高効率膨張器の設計・試作③熱交換器の設計支援④模擬温泉水生成装置を使用した性能評価試作した工場向けプロトタイプを温泉発電へ適用するための①温泉発電に関する知識，②実験装置，③ノウハウを保有していない。•℃程度の温水を利用した温泉発電が可能（効率：℃，℃）•スケール付着等，温泉発電への適用時の問題を克服可能な構造①温度をパラメータとして膨張器の動作シミュレーションを実施し低温熱源での発電を可能にする構造を決定。膨張器を試作。②スケール付着を考慮した高能率熱交換器を設計・試作。③模擬温泉水生成装置を使用した実験の結果，効率は落ちるものの℃の温泉水を使用して発電可能であることが確認された。④コスト試算の結果，を用いて採算性が確保可能であることを確認した。実温泉での実証試験，長期信頼性評価耐スケール機能の向上。効率上昇，発電単価低減のためのメーカーによる継続的な改良温泉発電用熱交換器温泉発電用膨張発電機− 14 −