被災地企業のシーズ支援プログラムH27~28年度
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研究成果平成27年度被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)産総研の貢献企業が抱える課題企業の技術シーズ今後の展開企業のシーズ企業が抱える課題産総研の貢献研究成果【研究成果】【ポイント】単結晶パネルとアモルファス融雪モジュールにおける発電量及び劣化の検証株式会社環境システムヤマノ:板鼻幸作再生可能エネルギー研究センター:大谷謙仁・佐々木仁・安齋博美・本名秀美屋根への積雪を効率的に融雪する、融雪機能付き太陽電池モジュール太陽電池モジュールの発電量および融雪電力使用量の年間収支の評価発電量および融雪電力使用量を実測およびシミュレーションで推定年間発電量が冬季の融雪電力量を大きく上回ることが確認できた屋根への積雪を効率的に融雪する太陽電池モジュールシート型アモルファスシリコン太陽電池とヒーターを一体化した融雪型太陽電池モジュールと高効率発熱技術単結晶シリコン太陽電池への着雪を防ぐ新しい通電型モジュール構造①夏季における発電量の評価と通年での発電と融雪エネルギー収支を評価する②アモルファス薄膜系太陽電池の通電による発電性能の劣化を屋外評価する発電効率が高いが高価な単結晶シリコン型と安価だが発電効率に劣るアモルファス型の二種類の融雪型太陽電池モジュールのそれぞれの特徴を生かした配置の検討•融雪型太陽電池モジュールの発電量および融雪電力使用量を計測した。•アモルファス型太陽電池パネルの逆通電発熱方式の影響を検証した。•融雪型太陽電池モジュールのシミュレーションサイトを構築した。融雪型太陽光パネル①単結晶シリコン型およびアモルファス型の二種類の融雪型太陽光パネルを適切に組み合わせることにより、年間発電量が冬季の融雪電力量を大きく上回ることが確認できた。②逆通電を行ったアモルファス型太陽電池モジュールにおいて顕著な発電効率の劣化は観測されなかった。③融雪型太陽電池モジュールのシミュレーションサイトでは、年間発電量と降雪期融雪電力使用量のコストバランスを推定することができる。融雪に消費されてきた化石燃料の節約が可能落雪による物損事故、雪下ろしに伴う人身事故、それらに起因する経済的な損失を低減第61回福島県発明展で福島県知事賞を受賞シミュレーション画面屋外計測試験データ観測所選択融雪電力料金設定売電価格設定パネル配分の設定発電量合計(予測値含)融雪電力200150100500北屋根アモルファス型南屋根単結晶型北屋根アモルファス型南屋根単結晶型測定場所:福島県南会津町測定期間:2015/3〜2016/2株式会社環境システムヤマノ− 24 −

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