被災地企業のシーズ支援プログラムH27~28年度
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8被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)17太陽光発電モニタリングシステムの高機能化支援課題名「太陽光発電システム性能・劣化故障診断アルゴリズムの開発」企業名:日本工営株式会社(福島県)企業が保有する技術シーズの内容:全国200カ所以上の太陽光発電システムの発電モニタリングサービス実績と収集データ3つの機能強化•理論値と実績の比較機能•システム出力係数による評価機能•保守メンテナンス支援機能産総研による技術シーズの評価方法:•上記強化機能に係るアルゴリズム開発支援•開発した機能の実証評価波及効果:•太陽光発電システムの健全な導入拡大•太陽光発電システムの運用・メンテナンスサービスの重要性認知度向上•性能劣化・故障診断技術の普及【産総研】•評価・診断アルゴリズムの技術支援と同社の評価手法を検証•実証フィールドデータの詳細な計測・分析データを活用し、評価技術の開発や検証を支援【日本工営】•全国カ所以上のデータ(一部)活用•評価・診断アルゴリズムの開発8被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)18大規模太陽光発電システムの劣化・故障診断技術支援課題名「メガワット級太陽光発電所の故障・劣化診断技術の開発」企業名:福島発電株式会社(福島県)企業が保有する技術シーズの内容:•大規模太陽光発電システムの運用実績と人材育成•研修やセミナーを通じた、太陽光発電システムの運営マネージメントノウハウの技術・情報提供実績•世界ヶ国種類以上の太陽電池種類をから構成される太陽光発電システムを導入した国内最大級の太陽光発電の性能評価サイト(福島空港ソーラーパーク)産総研による技術シーズの評価方法:•H年度は福島空港ソーラーパークと同種の30種類の太陽電池モジュールについて気象環境・設置条件による性能評価を実施•年度は高精度屋内測定による劣化診断や福島空港ソーラーパークとの比較検証による信頼性評価を実施する波及効果(どのように役立つか?):•福島県内の太陽光発電事業者に向けメガソーラー設計や運用のノウハウをセミナー等により広く公開し、地元に適した事業拡大を促進する。産業技術総合研究所モジュールタイプ別の性能劣化評価・故障事例解析福島発電株式会社太陽光発電性能評価サイトと多様な運用実績・再現・実証・評価・技術指導、移転、公開・データ、モジュール提供・不具合事例の集約‣運転開始:平成26年3月‣設置容量:合計約‣場所:福島空港メガソーラー発電所福島空港ソーラーパーク•国内外30種類の世界各国のモジュール•多様な架台タイプ•異なる設置角度の太陽光システムを整備大熊町ふるさと再興メガソーラー•5種類の防草シート評価種モジュール屋外測定高精度屋内測定− 37 −

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