シーズ支援プログラム
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室内温度とCOPの変化1015202530温度(℃)吸込吹出①室内温度051015202/172/192/212/232/252/273/13/3COP COP②COP今後の展開【研究成果】【ポイント】••実証試験において、十分な冷却効果を実証従来システムに比べて高い省エネ性能を実証①②③システムから室内へ供給される冷風は18℃以下であり、室内温度を常時26℃以下に保持することを実証システムCOPは7~8を実証。冷却負荷の増加によりさらにCOP向上が可能運転費は通常のエアコン冷房と比べて約6割削減。冷却負荷の増加によりさらに大きな削減効果が可能外気による冷房との併用および地中熱交換器のローテーションによるシステム高度化冷却負荷が大きい夏期におけるシステムの基礎的能力および最適運転パターンの確認試験・評研究成果平成28年度被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)産総研の貢献企業が抱える課題企業の技術シーズ企業のシーズ企業が抱える課題産総研の貢献研究成果地中熱を利用した電子機器類の排気冷却システムミサワ環境技術株式会社:田中雅人・駒澤昭彦・進堂晃央再生可能エネルギー研究センター:内田洋平・吉岡真弓・シュレスタガウラヴ・石原武志地中熱を利用した電子機器の排気熱冷却システム当該技術の評価ができる施設および評価のノウハウを保有していない実証試験施設の構築および実証運転の評価十分な冷却能力および省エネ性能を実証データセンター等に設置された電子機器からの排気熱に対して、地中熱を利用した熱交換器を用いて廃熱・冷房するシステムを開発ヒートポンプを使用しないため、従来の一般的な冷房システムである空冷エアコンと比較して、大幅な省エネが可能災害時において非常用電源に対する負荷が小さく、冷房能力の維持が可能当該技術の評価ができる施設を保有していないシステムの性能評価および長期的な性能予測のノウハウを保有していない①実証試験施設の設置②冷却能力の評価③省エネ効果の評価システムの模式図12―  ―

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