シーズ支援プログラム
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研究成果平成28年度被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)産総研の貢献企業が抱える課題企業の技術シーズ今後の展開企業のシーズ企業が抱える課題産総研の貢献研究成果【研究成果】【ポイント】水素利用蓄エネルギー有効活用のための先進的熱交換技術の開発北芝電機株式会社(福島県):佐藤竹美再生可能エネルギー研究センター:熱海良輔、辻村拓、小島宏一化学プロセス向けブレージングプレート式熱交換器有機ハイドライド系水素貯蔵媒体を利用した発電プロセスへの応用熱交換器評価試験およびプロセス工学的な熱交換器設計方針の確立模擬流体による熱交換器評価試験とピンチ解析によって技術課題を抽出化学プロセス向けブレージングプレート式熱交換器高い伝熱面積を有し、コンパクト性が向上蛇行した伝熱面を採用することで、高い総括伝熱係数を確保•模擬流体試験を実施し、ピンチ解析•MCH側気液界面がボトルネックであることを解明ピンチ解析⇒熱力学的に最大となる熱交換器の設計を明確にできる。①ピンチ解析(熱複合線図)から、内部の熱交換挙動を解明②MCH側流体の気液界面が熱交換のボトルネック③伝熱面積だけではなく、気液界面の面積を増加させる設計が重要実流体による熱交換試験気液界面を増加させる熱交換器の設計・製作レシプロエンジン、脱水素反応器、熱交換器を組み込んだ実証試験装置の製作有機ハイドライド・液体水素利用プロセスにおける要求性能などの設計指針が不明確混相流を取り扱う熱交換器の設計方針が不明確①汎用プロセスシミュレーターを用いた熱交換器ネットワークの評価②模擬流体を用いた熱交換器評価試験トルエンMCH19―  ―

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