シーズ支援プログラム

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H29被災地企業のシーズ支援プログラム（福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業）No.08高耐久性風車用プラズマ気流制御電極の製造技術支援課題名「耐候・耐トラッキング性構造を有するプラズマ気流制御電極の開発」企業名：株式会社朝日ラバー（福島県）企業が保有する技術シーズの内容：•接着剤やゴムの加硫接着を用いない、ゴムと金属の化学結合技術を開発。•疎水性構造や、耐トラッキング性構造を有する新構造のプラズマ気流制御電極を発案。産総研による技術シーズの評価方法：•技術シーズである新構造プラズマ気流制御電極を風車に取り付け、電極の運用を実機実証。•プラズマ気流制御による、風車の空気力学的特性改善効果を共同で評価。H２８年度の成果：•開発したプラズマ気流制御電極を風車に搭載し、強風シーズンである秋～冬にかけて、破損ゼロを実現した。波及効果（どのように役立つか？）：•施工が容易な先進的風車高性能化技術として、プラズマ気流制御用電極を実用化。•風車の空気力学的特性を改善することで、風車の発電効率向上、超寿命化を実現。㈱朝日ラバー産総研風車の空気力学的特性改善を目的とした高い耐久性電極の実用化・事業化誘電体プラズマ金属プラズマ疎水性コート誘電体の耐トラッキング性向上、耐放電エロージョン対策化学結合[従来構造][新構造]プラズマ気流制御電極・風車の運転状態、風況データから気流制御の能力(＝発電量の増加分)を算出・気象条件と気流制御能力の関係性を明らかにし、耐候性電極の開発をサポート放電H29被災地企業のシーズ支援プログラム（福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業）No.07反射防止膜付カバーガラスによる太陽電池モジュールの高性能化支援課題名「分子結合チタニアシリカを適用した太陽電池モジュールの屋外発電量および信頼性評価」企業名：株式会社アサカ理研（福島県）企業が保有する技術シーズの内容：•光触媒として、従来の酸化チタンの機能を向上させた分子結合チタニアシリカを開発。•本材料を太陽電池モジュールのカバーガラスに塗布することで、反射率の低減・防汚効果によってモジュールの変換効率の向上を図る。産総研による技術シーズの評価方法：•評価用のセルおよびモジュールの作製•FREA実証フィールドで屋外暴露試験中のモジュールの性能および信頼性評価。H28年度の成果：•本材料を表面に塗布したガラスを用いて実用化サイズのモジュールを作製し、変換効率の向上を確認。•FREA実証フィールドで屋外暴露試験を開始した。波及効果（どのように役立つか？）：•太陽電池モジュールのカバーガラスの反射防止効果と、防汚効果とにより、屋外設置における発電量の向上が期待される。•評価用セル・モジュールの作製と信頼性評価•新規分子結合チタニアシリカの開発•チタニアシリカを塗布したガラスの作製株式会社アサカ理研産総研（FREA)•反射防止効果と防汚性を兼ね備えた塗布剤を開発。•実用化サイズのモジュールを作製し、屋外暴露試験を開始。•実用化サイズのモジュールでの性能評価•屋外暴露試験での発電量評価・防汚効果の検証H28年度成果H29年度計画作製したモジュール真空ラミネター27―　　―