シーズ支援プログラム
35/55

H29被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)No.18中低温の再生可能熱エネルギーを用いた高効率発電技術支援課題名「小型バイナリー発電システムの最適化検討」企業名:株式会社馬渕工業所(宮城県)企業が保有する技術シーズの内容:•再生可能熱エネルギーを用いたバイナリー発電プロセス設計技術。•多様な熱源に対応可能なシステム構築技術。•熱を作り,熱を利用する技術。産総研による技術シーズの評価方法:•シミュレーションモデルを用いて,バイナリーサイクル発電性能や変換効率に関する信頼性の評価を行う。•多様な熱源に応じたバイナリー発電システムの最適な操作・設計手法を確立する。波及効果(どのように役立つか?):•これまで有効利用が困難であった100℃以下の中低温・未利用熱エネルギーを用いて発電することが可能になる。•様々な熱源から電気を作ることが出来る。•小規模な分散型地域における新しい電源として期待される。株式会社馬渕工業所産総研•シミュレーションを用いた熱力学的な評価を実施。•バイナリー発電システムあああ•操作・設計条件の最適点を探索。H29被災地企業のシーズ支援プログラム(福島再生可能エネルギー研究開発拠点機能強化事業)No.17カーボンニュートラル燃料の用途拡大に向けた品質・製造技術の改良支援課題名「カーボンニュートラル燃料の熱利用技術の開発」企業名:株式会社ひまわり(福島県)企業が保有する技術シーズの内容:•廃食用油等を原料とした燃料精製・改質技術。•軽油の品確法を満たすレベルの製品品質に仕上げることができ、トラクター等での利用実績有り。•年間14トンの原料油を確保する調達ルートを確保し、地産地消型エネルギー社会の実現に貢献。産総研による技術シーズの評価方法:•試作製品の品質分析(密度、粘度、残渣等)•高品質、低コスト化に資する製造技術の向上•熱電併給等の利用機器における機器性能、環境性能などを解析し、試作製品の機器適応性を評価波及効果(どのように役立つか?):•カーボンニュートラル燃料の多用途化の実現により需要が増え、原料回収、製造、販売等に於いて、雇用の創出効果が期待•当該燃料を利用できる発電機器やボイラ等の導入促進も期待でき、機器製造業者においても新産業・雇用の創出効果が期待。株式会社ひまわり•廃食用油等の精製・改質技術•大量の原料調達等の調達・販売ルートの確立産総研•試作製品の成分分析および利用機器における熱供給性能、発電性能、環境性能等の分析評価•産総研の評価等を受け、高品質化および低コスト化に繋がる製造技術の改良等を行い、製品ラインナップの拡張や事業性の向上へ繋げる•試作製品の分析評価を受けた品質・製造技術の改良•利用機器における機器性能の確認および品質改善H29年度計画32―  ―

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る