シーズ支援プログラム
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この研究拠点のミッションの一つとして、産業集積と復興への貢献を掲げており、「被災地企業のシーズ支援プログラム」は、東日本大震災により甚大な被害を受けた被災地(福島県、宮城県、岩手県の3県)に所在する企業が開発した再生可能エネルギーに関連した技術やノウハウに対する技術支援を産総研が実施し、地域における新産業の創出を支援する事業です。福島県、宮城県、岩手県の3県に所在する企業が、市場において新規性・優位性を持つ自社で開発したシーズをもとに、再生可能エネルギー関連分野における販路開拓や事業化を目指す課題であり、福島再生可能エネルギー研究所などの能力により対応(シーズの優位性・信頼性などを示す客観的な結果を提供することなど)が可能な課題を募集します。以下に示した課題は例示であり、関連する技術を広く対象とします。太陽光発電分野(施工法を除く)/風力発電分野/地熱地中熱分野/蓄エネルギー分野/再生可能エネルギー管理分野‣東日本大震災により被災した福島県、宮城県、岩手県に所在する企業が開発した再生可能エネルギーに関連した技術やノウハウなどの事業化を産総研が技術的に支援。‣成果の技術移転を通じて、被災地域における新たな産業の創出を目指す。被災地(福島県、宮城県、岩手県の3県)に所在する企業。(同県進出等予定、生産拠点、研究開発拠点を含む)企業が開発した技術やノウハウに対し、試作品の評価などを通じた産総研による技術的支援により、販路開拓や事業化に関する企業の取り組みが促進されます。①企業と連携した取り組みを外部に紹介・平成27年5月31日安倍首相ご視察時に企業から説明・日刊工業新聞の産総研連載枠に掲載(平成27年4月~9月毎週木曜日に掲載)②支援企業とイベントに共同で出展・【再生可能エネルギー世界展示会(RE2016)】場所:パシフィコ横浜・【ふくしま復興再生可能エネルギー産業フェア2016(REIFふくしま2016)】場所:ビッグパレットふくしま・【エコプロ2016】場所:東京ビッグサイト平成28年12月8~10日エコプロダクツ2016◆事業概要◆◆事業の目的◆◆対象課題◆◆対象者◆◆事業により期待される効果◆◆事業イメージ図◆◆成果の発信◆◆事業化等事例◆(詳細は37~43P)●太陽電池ストリング監視システム「Neoale」(アサヒ電子株式会社)●「バイパスダイオードチェッカー」(日本カーネルシステム株式会社)●太陽電池モジュール用封止材の架橋助剤「TENASHIELD」(日本化成株式会社)●「温度成層式蓄熱・貯湯システム」(株式会社亀山鉄工所)●「地下水移流効果を有効利用した高効率地中熱交換器の商品化」(ジオシステム株式会社)●「自噴井を利用したクローズドループ地中熱ヒートポンプ冷暖房システムと無散水消雪システムの高効率ハイブリッド化とその性能評価」(日本地下水開発株式会社)●「オープンループ型に対応可能な地中熱ヒートポンプの開発」(サンポット株式会社)平成28年6月29日~7月1日RE2016◆その他◆受賞:第61回福島県発明展福島県知事賞「新しい融雪機能付き太陽光発電システムの開発」(株式会社環境システムヤマノ)1―  ―

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