2019シーズ支援プログラム
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平成30年度被災地企業等再生可能エネルギー技術シーズ開発・事業化支援事業地買調査孔を用いた熱応答試験の標準化と福島県・見かけ熱伝導率分布園の作成•水文地質条件が異なる福島県内5市町(福島市・郡山市・須賀川市・三春町・猪苗代町)15地点において、簡易型と従来型の熱応答試験を同一地点で実施し、評価した見かけ熱伝導率を比較・検討した・両手法で評価した見かけ熱伝導率(3未満)を比較した結果、両者はおおむね同程度の値を示す•福島県内5市町の見かけ熱伝導率分布図を作成•多点IC温度センサーの耐久性上の課題を把握I 評価した見かけ熱伝導率I I : ::: Ir 1rlr rl「!:lrliJt・・, , : 1.50 --—亭ニりI簡易型熱応答試験結果の一例I゜5 10 :i:~ 翫30 35 40 45 50 ゜1 2 3 4 5 熱伝導率(W/(m・K})見かけ熱伝導率の鉛直分布(福島大学国際交流会館)【参考】見かけ熱伝導率度数分布l 作成:地中熱利用促進協会Iド~~~~i 一篇熱試験一回11試験一平均.,,..,,_炉1')餃I'",_,.,如~.,,.こ]c.o噂~:H-15:①地下水流れの影響を強く受ける地域を除くと、簡易型熱応答試験で評価した見かけ熱伝導率は、従来型で評価した値とおおむね同程度の値が得られた②本事業で原位置調査を実施したことにより、今後の標準化に向けて、掘削・施工方法、多点IC温度センサー等、改善すべき点を把握③福島県内における見かけ熱伝導率分布図(初版)を作成本研究で得られた成果簡易型熱応答試験で評価した見かけ熱伝導率は、従来型とおおむね同程度の値を得た見かけ熱伝導率3未満※で比較・検討を実施今後の展開I ◆簡易型熱応答試験の実施地点を増やして、あらゆる地質条件に対して「同等以上の精度を有し、調査手法のコスト削減・調査時間の短縮・解析手法の向上」であることを実証する◆簡易型熱応答試験の標準化をはかり、日本全国への普及を目指す” るt.壼馴_※地下水流れの影響を強く受けている地域では、非常に大きな熱伝導率(例えば3以上)が得られるが、このような場所では解析理論の条件との乖離が大きく、評価値が物理的な意味を有さないことから、比較・検討は3未満とした/産総研i溢~B五五,五仁密E-11-

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